日本列島いきものたちの物語

レディースデーに見に行ったのに、わたしひとりだけだった(笑)怪物くんに続きまたもやお一人様です。しかも今回はシネコンの割と大きめな部屋だったから余計気まずい感じだったぁ。ていうか、チケット売り場の人、他のお客さんがいないならそう言ってよぉ。他に誰かいるだろうと思って端の席選んじゃったよ。誰もいないなら真ん中の席選んだって。時間勘違いしててギリギリで映画館に入ったのにさー。


映画の方は、うーん、映像はきれいだったけどそこまで目新しさもなかったかなぁという印象。これが日本なの!?とか随所にびっくりするところはあるんだけど*1、テレビでやってる動物ドキュメンタリーとさして違いもなく。全体的にまとまりがないのも気になった。あっちこっちに話が飛んでそのたびにナレーションの人だけじゃなく、テイストも変わるんだよね。相葉ちゃんと黒木瞳は普通のナレーションで、ゴリと長澤まさみは動物本人のセリフっぽいナレーションもあったりして、なんだかこうまとまらないんだなぁ。ナレーションだけじゃなく映像もばらばらで、相葉ちゃんが受け持ってたヒグマの話みたいに、動物に名前つけて成長をみていく映像が季節ごとに全体に散らしてあるんだよね。その間に、別の動物の短いエピソードが挟み込まれるもんだから、あ、今度はこっちか、と頭を切り替えるのが大変。季節ごとに追ってくってのはどうなんだろう。動物ごとのほうがわかりやすいかなぁ。日本の四季の移り変わりを意識した演出なんだろうと思うんだけどね。でも動物のかわいらしさだけじゃなく、過酷さをきちんと映してたのはよかったかなぁ。屋久島の猿の骨なんかはやっぱりショッキングだったね。最後のスタッフロールのところにメイキングがついていて、カメラマンが映像を撮影する様子なんだけど、まぁこれがよかった!!一番よかったかもしれない、この映画の中で。こんな風に撮ってるんだと感動の連続。これで一本映画作れるなぁ(笑)ナレーションはね、わたしは相葉ちゃんの声が大好きなんで、出来不出来がよくわかりません(笑)でも、動物に対する愛情が感じられたよ。黒木瞳長澤まさみもよかった。長澤まさみカクレクマノミのナレーションかわいかったなぁ。で、ゴリなんだけど…なんかイマイチだったかな?そういう演出なんだろうけどね。急に関西弁ぽくなったりとか、うーん。微妙だったなぁ。でも、わたし正直途中寝そうになってたから、ゴリのうるさい声のおかげで起きてられたともいうな。感謝だな。なんかねー楽しみにしてたから、全体的に残念だったかな。結局、子供向けなのか大人向けなのかよくわかんなかったな。

*1:鹿が大海原を一頭で泳いでるのはびっくりした!