潤くんは美しかった!

17日に潤くん観てきました。今回はもう今までにない激戦でわたしは取れなかったんだけど、友達に誘って頂いて観ることが出来ました。貴重なチケットだったので、もう目を見開いて観てきました。潤くんすごくきれいだったなぁ。


以下、とりとめのないわたしの感想など。

11月17日(木)13時30分〜 青山劇場
あゝ、荒野



内容については正直よくわからなかったので、なんとなく思いついたことなどをたらたらと。あとで本買おうかなぁ。寺山修司を好んで読んでた高校生小出くんて改めてすごいと思う。高校生で男子で寺山修司読んでる…なんか屈折してたのかな?(笑)でも小出くんて早稲田か慶応だったよね?頭いいんだなぁ。


わたしの席はありがたいことにかなり前の方で双眼鏡なしでも役者さんの表情がよく見えました。蜷川さんの舞台を観るのが前回の「白夜の女騎士」のときと今回との2回しかないから(そもそも舞台なんてほとんど見る機会ないけど)、いつもそうなのかわかんないけど、今回も開演前から舞台上に役者さんがいて(もちろん潤くんとか主要キャストはいないよ)、蜷川さんにそっくりな人もいた。前回のとき蜷川さんが客席で鈴木杏ちゃんと立ち話してたから、本当に蜷川さんかと思ったけど、よく見たら違った(笑)あれはわざと似せてるのかな〜。

潤くんは最初から最後まで新次で、ギラギラでキラキラで本当に美しかった。新次そのものだって感じた。体もすごく作ってあって腹筋周りももちろんすごい引き締まってるんだけど、腕がすごかった。肩から二の腕にかけてが、もう!すごいきれいな筋肉で…。終始釘付けでした。声もすごくよく出てて、この舞台に対しての準備のほどが伝わってきました。潤くんてそういう人だってわかってたけど、改めて尊敬した。すごいね、潤くん。

小出くんもすごかった。なんていうのかな、セリフがすごくこっちまで届いてくるというか。感情が伝わってくるというか。

勝村さんがかっこよかったんだぁ。最初バイクの後ろに乗って出てきてさぁ。最高かっこよかった。いいなぁ、ああいうおじさん。眼帯してたから明日のジョーの丹下段平思い出した。

潤くんの相手役のコは小悪魔っぽくてかわいいコだった。けど、あんな舞台毎日やってたら潤くん(ていうか新次だけど)のこと好きになっちゃう!とか無駄な心配してしまった(笑)新次がすごい魅力的なんだよ。あと、井出らっきょみたいな人いるなぁって思ってて、帰ってからパンフ読んだら本当に出てた。舞台とかやってるんだね。


印象に残ったところは、ジャングルジムで新次とバリカンが話すところと、やっぱり最後のボクシングの試合のシーン。新次とバリカンって一緒に住んでて兄弟みたいだってコーチは言うんだけど、そういうシーンってほとんどないから兄弟みたいっていうのがよくわかってなかったんだけど、ジャングルジムのところでそれがよくわかった。新次が最初にジャングルジムに登ってて、バリカンに手を差し出して、その手を掴んでバリカンは登るんだけど、登ったあとバリカンはじっと自分の手を見るんだよ。(たぶん、わたしの記憶の限りでは)それがなんかなんとも言えず切ない。ボクシングの試合のシーンは、試合しながらバリカンのモノローグがあるんだけど、スローモーションでセリフ言うんだよ。スローモーションで試合の動きしててちゃんと表情もスローになってるのに、セリフを普通に言うんだよ!小出くん本当すごい!!なんであんなこと出来るんだろう。感動。



観る前までは潤くんが出ずっぱりなのかなって思ってたんだけど、意外といろんな人のシーンがあったなぁ。どちらかといえば小出くんの出番が多かったし、新次の話というよりバリカンの話のような気がした。だから、カーテンコールのとき、潤くんが中心っぽい感じだったのがなんだか違和感で……小出くんと二人中心でいいじゃないと思ったりもした。主演だからなのかな。まぁ、会場ほとんど潤くんファンだったしなぁ。最後、客席総立ちでびっくりした。前の人が立つとどうしても見えないから立っちゃうってのがあると思うな、絶対。

あと、二幕は結構お客さんのせきがうるさかった。一人しちゃうとどうしてもしちゃう人出てくるんだよねぇ。うーん。あと、近くの席の人がビニール袋かさこそうるさくてさ。足元に置いてもらいたかったよ。


こういう舞台とか見に行くと、都会の人っていいなーって思うよ。やっぱり生は全然違う。そういうのがすぐ見に行けるのがうらやましい。交通費の壁は厚いよ…。