プラチナデータ

テレビで放送してましたね。そんなに見るつもりはなかったけど、なんとなく最後まで見ちゃいました。それでわたしそういえばプラチナデータのちゃんとした感想書いてないぞ!と思い出して書いてみようかと。1回目見たときは興奮ものですごいよかったー!なんてブログに書いてたんだけど、2回、3回と見るたびに、ん?という気持ちが増えていき、最後には全然わけわからんなぁ、この映画、になってしまいました。1回目はやっぱり映画というよりにのを見てたんだろうな。

わたしがわからなかったのは、水上教授がなぜ神楽(リュウ)をハメたのかってことなんだよねぇ。映画館で5回、テレビで1回見たけどそこはやっぱりわからずじまいだった。早紀が殺されたのは真相に近づいたからで、それをリュウ(神楽)は知ってたのかなぁ?いやでもそんなシーンはなかった。リュウと早紀は一緒にいたんだから早紀にリュウ(神楽)のDNAが残っててもおかしくない、水上教授はハメるつもりはなくて偶然にそうなったんだっていうのをネットで見たんだけど、偶然だとしたらそこにNF13のDNAを残さない意味はなんなんだろうか。わたしが頭が悪いのか、見落としがあるのか今でもわからない。うーむ。他にもちょこちょこわかんなかったり、突っ込みどころがたくさんあるんだよね。たとえばリュウのメモ、あれ1回目見たとき全然意味がわからなかった。あのメモ、神楽とリュウの会話みたいになってるんだよね。お前がやったのか、時間をくれないか、とかさ。でも神楽が研究所から逃げる前にメモ書いてたから、いつの間に病院に行ってリュウと会話したん!ってわけわかんなくなるんだよねぇ。結局はお前がやったのか?というメモは研究所から、会話になってる部分は早樹が殺される以前にメモしたものを病院から持ち出したってことなんだろうけど、わかりづらっ。エンタメ作品なのにー。エンタメだよね?あの逃亡劇だもん。逃亡のとこも、なんというか神楽は身が軽すぎるんだよね。映画だから見所が必要ってことはわかるんだけどねぇ。一般人があの身のこなしはおかしいよねぇ。バイクとかさぁ。乗れるんかいなっていう。あと、最後の手紙ね。あれねー。確かにのが考えたんじゃなかった…?いやねぇ、あの手紙、映画全体から浮いてる気がして…。わたしはそう思ったってだけだけどさっ。なんか違うかなーって思ったんだよね。神楽の書いた手紙っぽくない。あれがにのが考えたんだったら……。………。神楽を生きたにのだから思うところがあるのかなー。でもやっぱなんか違う気がする。

好きなシーンもあるけどね。好きなのはリュウのシーン全部。テレビ放送当日、監督もツイッターで呟いてたけど、神楽の夢のシーンね。リュウと神楽が会話する。あそこはにのの真骨頂だよね、まさに。すごいいい。競技場のシーンもいいね。リュウになったり神楽になったり。あそこはさすがにの!って思うなー。ラストシーンのリュウと早樹のシーンも好き。きれいすぎる。リュウの演技見るだけでもこの映画見た価値あるかなぁって気はする。まぁにの担的にってことだけどね、あくまで。